5月頃公開予定の映画です
ハンセン病に対する偏見や差別の実態を描いた劇映画
「新・あつい壁」が完成し全国での公開に先立って初の
試写会が23日、熊本県の国立療養所菊池恵園で開か
れた。
試写会は無料公開され、恵楓園の入所者や一般人計約
400人が詰めかけた。
監督は、約40年前にも劇映画「あつい壁」でハンセン病を
描いた。
同市出身の中山節夫監督。試写会後、「映画が差別をな
くすひとつの材料になってほしい」と話した。(共同通信)
ハンセン病(ライ病)は遺伝子にプリオンを持つ人がかかる
病気で一般的に人に伝染しません。しかし、体のあちこちが
ひどくなると崩れ膿が出たりするので移るのを懸念され隔離
され差別される悲劇が世界中で起こりました。
熊本でも療養所と称し数箇所に隔離施設が設けられていま
す。
つい先だって温泉施設の利用拒否が裁判沙汰になったのは
記憶にあたらしいと思います。
見た目で人を差別するのはおこがましい事です。差別体質が
前面に出てしまった最も悪い例ではないでしょうか。
人や事実を理解し、慈しむ心を持てば決して乗り越えられない
壁ではないと私は信じて止みません。
認識を深めるためにも一度ごらんになってはいかがでしょうか。
菊池恵楓園への交通アクセス
○ |
JR鹿児島本線上熊本駅下車、熊本電鉄(北熊本乗換)にて再春荘病院前駅下車[約30分] |
○ |
熊本空港より産交バスにて熊本交通センターへ電鉄バス(菊池温泉行)乗換にて再春荘病院前下車[約80分] |
○ |
熊本空港よりタクシーで約35分 |
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九州自動車道(植木インター)より国道3号線~国道387号線を車で約30分 |
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